イースター休み、ベルリンとグダニスク
ポーランド ではキリスト教の復活祭に際して、大学の授業は休みになります。そこで私はベルリンとポーランド 北に位置する港都市のグダニスクに訪れました。ベルリンに二泊、グダニスクに二泊止まりました。
ベルリン観光(交通手段)
1.航空券
ベルリンにはヨーロッパで最大手の格安航空ライアンエアーを使って向かいました。私の住んでいるクラクフから1時間半ほどで、チケット価格は3000円以下という破格でした。機内サービスはあまり良くはありませんが、短時間の移動なので、さほど気にはならないでしょう。2. ベルリンでの移動手段
ベルリンでの移動手段はバス、トラム、電車です。日本にあるような改札はなく、チケットは全て自動販売機で買うことになります。また、価格の決まり方は日本のような駅単位ではなく、時間単位となります。乗車の際にスタンプを押す機械があるので、そのスタンプが押された時点から時間の計測が始まります。しかし、いちいち乗車の度にチケットを購入するのはめんどくさかったので、welcome cardという決まった期間乗り放題で、観光施設やレストランなどの割引がつく観光客向けのチケットを購入しました。値段は通常のチケットよりは高いものの、たくさん交通機関を使いたい人や観光施設で割引を受けたい方にはとてもオススメです。観光施設を多く周りたいのであれば、welcome cardを買うべきです。数回の観光施設での割引で簡単に元を取れます。
ベルリン観光(オススメスポット)
1. シャルロッテンブルク宮殿
シャルロッテンブルク宮殿はベルリンの宮殿の中で最も大きな宮殿の1つです。宮殿の中には色々な装飾品や絵画があり、日本語の音声ガイドも付いています。庭園はとても広く、リラックスにはもってこいです。じっくり周りたいのであれば半日はかかることになるでしょう。
2. イーストサイドギャラリー
イーストサイドギャラリーは第二次世界大戦後の冷戦などの歴史的な背景のあるストリートアートです。川沿いにある長い壁に色々な絵が描かれていて何かを伝えたいと感じて取れるものから、なんだこれはみたいな意味不明な絵まであります。ドイツの観光スポットの中では有名な場所でたくさんの観光客が訪れる場所です。
3. ブランデンブルク門
ここはベルリンで1番有名な場所ではないでしょうか。ブランデンブルク門はベルリンの観光地の中でも密集度の高い場所にあるのでとりあえずブランデンブルク門までたどり着けば他のスポットにも徒歩で行けるので最も多くの観光客が多い訪れている印象でした。ブランデンブルク門の周辺にはユダヤ人虐殺への追悼碑や国会議事堂など色々な場所があるのでベルリンに来たら必ずいってほしい場所です。
他にも色々な観光地があるのでドイツに来る際はやってみてはいかがでしょうか。
グダニスク観光(交通手段)
1. 航空券
ベルリンからグダニスクにはeasyjetというLCCを使いました。ライアンエアーよりは少し高めですが、グダニスクにはライアンエアーがないので仕方ありません。それでも5000円以下です。
2. グダニスクでの移動手段
グダニスクではバス、トラム、電車がありますが、観光地はあまり点在しているわけではないので何回も使うことはないでしょう。購入の仕方、チケットの使い方はベルリンの時と同じです。
グダニスク観光(観光スポット)
1. 市街地
ポーランドでは市街地は、1つの大きなブロックになっているので移動する際に交通機関を使うことはありません。色々な綺麗な建物がありますが、第二次世界大戦でほとんどない建物がね壊されているので、戦後に作られたものがほとんどです。市街地の中には川が流れていて、綺麗な港町を連想します。
2. ソポト
ソポトはグダニスクの隣にある港町です。綺麗なビーチとイタリアやスペインを連想するような街並みが印象的でした。また、とてもグニャグニャした変な建物もありました。ソポトの港には人工の橋があってその端にはたくさんのチェーンロックがびっしりと飾られていました。ポーランド 人の友達に聞いたところ、チェーンロックをその場所にかけると恋人同士の愛が永遠に続くという話があるため多くのカップルがチェーンロックのかけにくるそうです。
グダニスクではイースター休みで色々な観光施設やスーパーなどが閉まっていたのでそれだけが残念ですが、自然に溢れて綺麗な町でした。
ポーランド 留学のメリット
はじめまして。私はただいま1年間の交換留学でポーランド に来ている大学生です。こちらの生活も半年を超えてきたので、ポーランド に留学する上で感じたメリットを紹介したいと思います。
1. 物価の安さ
まず初めに紹介したいメリットはなんといっても物価の安さです。ポーランド の通貨はゾロチです。為替レートではだいたい1ゾロチ33円くらいを行き来しています。物価の安さを象徴していると言っても過言ではないのが、寮やアパートなどの賃貸物件でしょう。こちらの寮ではシェアルームが人気があり、価格も格段に安いです。私が住んでいるクラクフという旧都ではこのシェアルームで月400ゾロチです。日本円で約12000円ほどです。日本で、この価格なら借りれる物件などほぼないでしょう。1人部屋の寮でも700ゾロチほどでとても良心的です。アパートになると、やはり高くなって1200から2000ゾロチほど物件なることが多いですが、それでもやはり日本よりはかなり安いと言えるでしょう。さらに、生きていく上で欠かせない食品の価格では日本よりも格段に安いです。私が最も驚いたのはパンの価格で日本で少なくとも100円はするような菓子パンが半分以下の1ゾロチほどで買えてしまったことです。お金を節約したい私にとっては天国のような場所に感じました。
私が住んでいる部屋はこんな感じです。散らかってしまっていますね😓
すみません。
2. 治安がいい
留学でやはり気になるのは治安ではないでしょうか?ニュースで流れるヨーロッパ中でのテロや外国特有の治安の悪さで留学することをためらってしまう方は多いと思います。しかし、ポーランド という国は日本と変わらないほど、治安がいいです。今までに喧嘩や事件に巻き込まれたことはないですし、何か特別に気をつけて生活する必要もありません。夜なんかも1人で出歩いても全く問題ありません。フランス、イギリス、ドイツといった留学先よりも安全といっていいでしょう。このことにはEU内でのポーランド の難民政策への立場などが関係している可能性が大きいでしょうが、詳しいことまた次回以降に説明したいと思います。
3. 大学での授業は全て英語
ヨーロッパの大学にはエラスムス制度というものがあり、EU内の大学では半年から一年の間好きな大学に留学できるという制度があります。詳しいことはリンクを貼っておくので、興味がある方は見てみてください。https://www.kaedetaniyoshi.work/entry/2018/10/16/204320
このエラスムス制度ではヨーロッパ中の学生が行き来するので、大学の授業は大抵英語だけで受けれるものが存在します。科目数も豊富で色々な授業が取れます。ただし、フランスなどの一部の大学では現地の言語での授業しか取れない場合があるので注意が必要です。しかし、ポーランド 語 はマイナーなので、エラスムス制度の授業に使われることはありません。さらにヨーロッパ各地から学生が集まるのでいろんな国の人と関わりたいという人にはオススメです。
4. ヨーロッパ旅行がしやすい
ポーランド はヨーロッパの真ん中に位置しているので旅行好きな人にはとてもオススメです 。
ちなみに、私は冬休みにイギリスに行きました。フライトは2時間ほど、航空券も安い時だと往復で1万円ほどで行けてしまうこともあります。ハリーポッターが大好きなので、休みを満喫できました。
この他にもたくさんのポーランド の魅力がありますが、留学の基本情報としては有り余るので、もっと深いポーランド の魅力についてはまた今度お話ししたいと思います。それでは、また次回お会いしましょう。